会社で偉くなるのはどんな人ですか?
雑談中に上記の疑問を受けたのでその時答えた内容を書いておきます。
答え:上司の命令にNoと言わず、どんな理不尽にも不満を漏らさず献身的に仕えられる忍耐力がある人(’’
「えー(>_< 」と嫌がられたので、そうなる理由を補足しました。
まず、根源的な理由として「多くの日本企業において業績評価に対する地位的な待遇が(金銭的な影響が大きい)判断の権限(リーダーの役割)と(人的な)管理の権限(マネージャーの役割)を総合した役職という形でしか与えられない」というのがあります。
その結果、業務上重要な判断をするために業績を積むと必然的に役職も上がっていき、自分がやりたい仕事を自分の判断でできるようになる時にはその仕事一つに対しては過剰に高い役職に就いていることになります。
その状態で実際にやりたいことをすると、自分と現場の間の中間管理職は邪魔なだけというか、その職責における判断などはせず、自分(上司)が言ったことをそのまま実行してくれるのがよい在り方になるので最初の答えにつながります。
もちろんこうではなく、単に官僚主義的であるとか管理職の適性がない人間が管理職をしている場合にもそうなるのですが、まじめによい方向に努力して結果を出していった場合にも同じくなってしまうのが日本的評価制度の恐ろしいところなのです。
「それってよくないんじゃ・・・?(>_< 」と言われたので「よくないですね(ノ_<。)」と答えました。